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選手紹介④NPB最後の猛牛野手にして仕事人!坂口智隆選手の解説!!

選手紹介④NPB最後の猛牛野手にして仕事人!坂口智隆選手の解説!!

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どーも、こんにちは!ラージ高山です!

今日は東京ヤクルトスワローズの、坂口智隆選手について解説していきたいと思います!

坂口選手は2015年シーズンオフにオリックスバッファローズを自由契約になり、東京ヤクルトスワローズに入団しました。オリックスでの晩年は怪我も多く、それもあって成績も振るわず自由契約となってしまいましたが、スワローズに来てからは怪我無く試合に出続け、チームで唯一2年連続で打率.290を残している、まさに苦労人でありながら仕事人です!

ちなみに坂口選手は現在NPBで唯一「大阪近鉄バッファローズ」に在籍した経験を持つ野手で、「NPB最後の猛牛野手」とも言われています(ちなみに現役の猛牛投手は、現スワローズの近藤一樹選手と現シアトル・マリナーズの岩隈久志選手の2名だけです)。

そんな坂口選手について今日は見ていきましょう!

目次

  1. 坂口智隆選手の成績
  2. プレースタイル
  3. 人柄
  4. 名シーン
  5. 度重なる怪我、戦力外、そして復活
  6. まとめ

1.坂口智隆選手の成績

成績を見ただけで、坂口選手の波乱万丈の野球人生が見えてきますね。

私はスワローズファンなので、正直球場やテレビで坂口選手を見る機会は交流戦くらいしかなかったため、スワローズに来る前の坂口選手を多く語れはしませんが、何となく元オリックス村松選手の後釜のセンターというイメージが当時ありました。

規定打席到達もプロ6年目と決して早くはありませんが、そこから毎年安定した成績を残し最多安打のタイトルを取るなど、打撃センスは一流の坂口選手。最多安打を取った翌年から成績が下降していきますが、スワローズ入団後の2016年より再び全盛期の輝きを取り戻しており、まさに蘇った男という言葉が似合う成績ですね。

2.プレースタイル

オリックスバッファローズ時代のプレースタイルは、私の当時のイメージでは足の速いアベレージヒッターという感じでしたが、成績を見る限りはそれは間違っていないようです。ただ内野安打を量産できる足を持ってはいるものの、盗塁数はそこまで多くありません。

スワローズに来てからはとにかく出塁することにこだわり、コンパクトなスイングで安打を量産、その結果2016年シーズンは規定打席到達者の中で唯一の本塁打0本でした。また選球眼も良いため出塁率が高く、まさに自分に与えられた役割(出塁)を淡々とこなす、「仕事人」です。

また坂口選手は守備の名手でもあり、オリックス時代の2008年から2011年にかけて4年連続でゴールデングラブ賞を獲得しています。現在は肩こそ弱いものの、安定した守備でセンターやレフトをこなしています。

3.人柄

まるでヤ〇ザのような強面の顔をしていますが、実際は血の気が多く怒りっぽいといったこともなく、非常に穏やかです。ベンチ内で時折笑みを見せることもあり、優しい性格だそうです。

また他の選手が乱闘になった際も、率先して止めに入ったりなど仲間想いの選手でもあり、紳士という言葉が非常に似合う選手だと思います。

4.度重なる怪我、戦力外、そして復活

プロ野球選手に怪我は付き物です。小さな怪我も含めれば、怪我をしたことがない選手は一人もいないでしょう。ただ、怪我から無事復活して変わらぬ活躍ができる選手もいれば、怪我が原因で本来の実力を失い、そのまま引退を余儀なくされる選手もいます。

坂口選手も怪我に悩まされた選手の一人でした。セリーグのスワローズファンの私でも、坂口選手がオリックスのレギュラーで最多安打を獲ったことくらいは知っていました。それくらいパリーグの中では、有名な選手でしたから。だから、翌年坂口選手の話を聞かなくなったときはどうしたものだろうと気になりましたが、案の定怪我でした。

2012年、2013年と2年連続で怪我に悩まされ、復帰した2014年、2015年は本来の力を出せず川端崇義選手(現オリックス2軍コーチ)にレギュラーを奪われます。

そして2015年オフ、オリックスは坂口選手に対して減額制限を超える年俸を提示、坂口選手はこれを受け入れず自由契約となりました。最多安打のタイトルを取った4年後に自由契約とは、、、BC栃木に行った村田選手もそうですが、プロ野球の世界では先のことは分かりません、、、良くも悪くも。

そう、この時点では球団もファンも、正直なところ坂口選手が復活するとは思っていませんでした。成績は年々下降気味、年齢も30歳を超え衰え始めてもおかしくはない、むしろ坂口選手がここから活躍すると予想する方が難しかったかもしれません。

私自身、坂口選手がどのくらい活躍できるのかは分かりませんでしたし、近年外から来たベテラン選手が外れていたことから(濱中選手や藤本選手など)、正直そこまで期待はしていませんでした。ただ、森岡選手や今浪選手の例もあるので、もしかしたら再生するかもと半分期待しておりました。

すると坂口選手はオープン戦でヒットを量産し淡々と結果を残し、開幕1軍を勝ち取ります。開幕スタメンこそ逃しますが、レギュラーに定着して安定したバッティングを魅せ、シーズン途中で山田、畠山、川端、雄平と主力4選手が怪我で離脱しても、坂口選手は離脱せず中心選手として最後までシーズンを戦いました。

さらに翌年はシーズン序盤にインフルエンザで抹消されるも、1軍復帰後は怪我無く最後まで1軍でシーズンを戦い抜きました。そしてなんと年俸は、5年ぶりに1億円に到達!

怪我が多く成績も振るわなかったオリックス晩年の坂口選手からは、想像できない成績です。まさに這い上がりストーリーと言ったところです。個人的には這い上がりストーリーは大好きなので、坂口選手のことは今後も応援したいと思います。

5.名シーン

坂口選手自身は守備で時折ファインプレーも魅せますし打撃もいいのですが、得点圏打率が.279と実はあまり高くなく、それ故か実は私は坂口選手の名シーンがあまり思いつきませんでした。ごめんなさい。

そんな中私が1つだけ思いついたのが、2017年9月23日の阪神戦です。これは名シーンと言って良いのかどうか、むしろ不快に感じる方もいるかもしれない、賛否両論ありそうなシーンですが、、、、

0-4のビハインドで迎えた4回裏の攻撃、2死満塁で坂口選手に打席が回ってきますが、坂口選手は三球三振してしまいます。そして三振した直後、なんと自分自身への怒りを露わにして地面へとバットを強く投げ捨てます。

さて、普通に見ればただ、道具にあたっている行儀の悪い選手です。実際このシーンに不快感を示した方も多かったでしょう。

それでも私がこのシーンを選ぶのは、坂口選手の熱い思いが見えたからです。この時のスワローズは既に最下位が確定しており、敗戦数のシーズン記録にも手が届きそうな勢いでした。7月27日の中日戦以降スワローズは連勝がなく、連敗が当たり前、負けることが当たり前な雰囲気が選手にもチームにも、ファンの間でさえも漂っていました。だからか、私の気のせいかもしれませんけど、選手たちがあまり本気でプレーしているように見えませんでした。いや、それだと選手たちに失礼ですね。正確には、負けても悔しそうにしている様子が感じられませんでした。

だから、悔しさを露わにした坂口選手のこのバット投げは新鮮でした。「まだ、悔しがる選手いたんだ」って感じました。感銘を受けました。石川選手のベンチでの涙と同じくらい感銘を受けましたね。

とにかくこのシーンから。私は坂口選手の熱心さ、熱い思いを感じることができたので、名シーンに選ばせていただきました。

6.まとめ

自由契約から這い上がり、すっかりスワローズの主力選手となった坂口選手。今年は青木選手が加入し外野手のレギュラー争いが過熱する中、出場機会の幅を増やすためにファーストにも挑戦しています。

年をとっても怪我をしても貪欲に頑張り続ける坂口選手、スワローズの浮上のためには欠かせない存在です。今年もグッチーに頑張ってもらいましょう!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!